【ホテル】米兵現る!!!
2006年9月30日 ホテルの裏側入社1年目か2年目だったろうか。
私がコーヒーショップで働いていた時の事である。
この店はレストランの営業をする傍らルームサービスも兼任していた。
ルームサービスは、新入社員もしくはその日の一番若手男性社員が担当することになっていた。
今回は私が担当の日。
朝食の営業が始まるとホールには外国人客が大勢押し寄せた。
前日から米兵の団体が宿泊していたためである。
まるで異国のホテルで働いているような感覚だった。
暫くするとホールは朝食のピークも過ぎいつもの落ち着いた雰囲気に戻ったが、私はルームサービスの準備に追われていた。
調理場の裏手にあるバックヤードで、予約が入っているルームサービスの準備をしていた。
バックヤードは長い廊下で、ホテル従業員や仕入れ業者が利用する通路だ。
関係者しか通らない通路なので、遠くから歩いてきても誰が来たかはだいたい分かる。
しかし今回のケースは違った!
遠くから人影が近付くのは確認できたが、誰が来たのか全く分からない。
はて?誰だろう?
見たことも無い服装、顔は黒いようである。
離れていたのでこれくらいしか確認できなかった。
左右に曲がる通路も無く、明らかにこちらへ向かってくるのが分かる。
しかし歩くスピードは遅いようだ。
どうやら歩き方が変な様子。
やや右肩下がりの体勢で、足取りはフラフラした状態。
例えるなら
バイオハザードに出てくるゾンビの様な歩き方
がピッタリと当てはまるだろう。
『ヴォォォォ』
と呻き声が聞こえてきそうな雰囲気がある。
徐々に近付いて来た姿は黒人の米兵らしいと分かった。
“何故こんな所に米兵が???”
あれこれ考えているうちに米兵は私の目の前まで来た。
くぁ〜酒クセ〜〜〜〜〜〜ヽ(`Д´)ノ
どうやら黒人米兵は二日酔いらしい。
それならゾンビの様な足取りもうなずける。
酔っ払いは唖然とする私になど見向きもせず奥へと進んでいく。
まるで出口が分かっているかのように調理場内の通路へ。
調理場の者も見慣れぬ人影に皆動きが止まった。
しかし米兵は止まることなくホールへ出て行った。
米兵が通り過ぎた後の調理場では
『今のはなんだ???』
といった感じで皆笑い転げていた。
忙しかった私は予約のルームサービスを届けに行き、戻ってきたところでホールへ出てみた。
すると出口に一番近いソファー席に米兵が横になっていた。
上司に聞いてみると『座って直ぐに眠った』とのこと。
ヤツは酒臭く足取りもフラフラの状態だった。
ソファーになんか座ったら眠ってしまうだろう。
暫く眠った後ヤツは目を覚ますと何も注文することなく店を出て行った。
アノ状態じゃ何も食べられないだろう。
注文されてもコッチが困る。
店の中で吐かれたら大変だからな。
上司もホッとしていたようであった。
しかし米兵はどこからバックヤードに紛れ込んだのだろう?
どのフロアにも従業員用のスペースへ通じる扉がある。
客室のフロアかレストランのフロアどちらかは分からないが、そこから入ってきたのであろう。
しかしまぁ間違えずに洋食のレストランに辿り着いたのは酔っ払いながら天晴れじゃ( ´_ゝ`)
私がコーヒーショップで働いていた時の事である。
この店はレストランの営業をする傍らルームサービスも兼任していた。
ルームサービスは、新入社員もしくはその日の一番若手男性社員が担当することになっていた。
今回は私が担当の日。
朝食の営業が始まるとホールには外国人客が大勢押し寄せた。
前日から米兵の団体が宿泊していたためである。
まるで異国のホテルで働いているような感覚だった。
暫くするとホールは朝食のピークも過ぎいつもの落ち着いた雰囲気に戻ったが、私はルームサービスの準備に追われていた。
調理場の裏手にあるバックヤードで、予約が入っているルームサービスの準備をしていた。
バックヤードは長い廊下で、ホテル従業員や仕入れ業者が利用する通路だ。
関係者しか通らない通路なので、遠くから歩いてきても誰が来たかはだいたい分かる。
しかし今回のケースは違った!
遠くから人影が近付くのは確認できたが、誰が来たのか全く分からない。
はて?誰だろう?
見たことも無い服装、顔は黒いようである。
離れていたのでこれくらいしか確認できなかった。
左右に曲がる通路も無く、明らかにこちらへ向かってくるのが分かる。
しかし歩くスピードは遅いようだ。
どうやら歩き方が変な様子。
やや右肩下がりの体勢で、足取りはフラフラした状態。
例えるなら
バイオハザードに出てくるゾンビの様な歩き方
がピッタリと当てはまるだろう。
『ヴォォォォ』
と呻き声が聞こえてきそうな雰囲気がある。
徐々に近付いて来た姿は黒人の米兵らしいと分かった。
“何故こんな所に米兵が???”
あれこれ考えているうちに米兵は私の目の前まで来た。
くぁ〜酒クセ〜〜〜〜〜〜ヽ(`Д´)ノ
どうやら黒人米兵は二日酔いらしい。
それならゾンビの様な足取りもうなずける。
酔っ払いは唖然とする私になど見向きもせず奥へと進んでいく。
まるで出口が分かっているかのように調理場内の通路へ。
調理場の者も見慣れぬ人影に皆動きが止まった。
しかし米兵は止まることなくホールへ出て行った。
米兵が通り過ぎた後の調理場では
『今のはなんだ???』
といった感じで皆笑い転げていた。
忙しかった私は予約のルームサービスを届けに行き、戻ってきたところでホールへ出てみた。
すると出口に一番近いソファー席に米兵が横になっていた。
上司に聞いてみると『座って直ぐに眠った』とのこと。
ヤツは酒臭く足取りもフラフラの状態だった。
ソファーになんか座ったら眠ってしまうだろう。
暫く眠った後ヤツは目を覚ますと何も注文することなく店を出て行った。
アノ状態じゃ何も食べられないだろう。
注文されてもコッチが困る。
店の中で吐かれたら大変だからな。
上司もホッとしていたようであった。
しかし米兵はどこからバックヤードに紛れ込んだのだろう?
どのフロアにも従業員用のスペースへ通じる扉がある。
客室のフロアかレストランのフロアどちらかは分からないが、そこから入ってきたのであろう。
しかしまぁ間違えずに洋食のレストランに辿り着いたのは酔っ払いながら天晴れじゃ( ´_ゝ`)
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