【ホテル】B’z来店(後編)
2006年11月25日 ホテルの裏側忘れかけていた『ホテル・B’z編』の続き。
B’z来店の興奮から一夜明け、私はまたもや遅番出勤であった。
“昨日は良い一日だったなぁ”
などと思いながら夕方の休憩を終え店へ戻った。
バックヤードを抜けホールへ出てみると、バーカウンターに客が一人居た。
後姿しか見えないが、見たことのある髪型だ。
だが誰だか思い出せない。
“まだ日も沈まぬうちに、カウンターで酒を飲んでいるヤツはどんなヤツだろう?”
気になったので、顔が確認できる位置へ移動してみた。
斜め後方から見えた顔はB’zの松本氏であった!!
“Takさんより稲葉さんのほうが良かったんだけどなぁ”
そう思いながらホールの様子を見ると、陰の人目に付かないテーブルにはスタッフ数名と稲葉氏が来ているではないかっ!
そのテーブルの空いた席には誰かが座っていた形跡があったので、松本氏も同席してしたが途中から一人でカウンターに移ったのではないかと推測される。
しかしまぁ2日連続でB’zが来店するなんて思ってもいなかったので驚いたよ。
当然ウチのホテルに宿泊しているのだろう。
松本氏には悪いが、稲葉氏が居るテーブルのほうが気になる。
稲葉さんはカッコイイもんね〜ヽ(´ー`)ノ
だがしかしバーテンダーを休憩に入れなければいけないので、私は泣く泣くバーカウンター付近で待機し状況を探ることに。
カウンターの客は1人だが客との兼ね合いもあるので、時間だからといってバーテンダーを直ぐに交替させる訳にはいかないからだ。
暫く様子を見ることにした。
バーテンダーは私と同じ歳のB君。
バーカウンターからは外の景色が見渡せる。
松本氏は夕日を見ながらカクテルを飲んでいる。
タバコを吸う姿も様になっていたな。
カウンター内のB君は松本氏からやや離れた位置でジッと待機している。
相手が相手だけに迂闊に声もかけられないだろう。
暫くすると松本氏はカクテルを飲み干しB君へオーダーしたようだ。
何を飲んでいたか分からなかったが、今まで飲んでいた物と同じ物をオーダーしたようである。
カクテルを作っている様子を見ると、松本氏が飲んでいたのは
Bloody Mary
のようであった。
ブラッディ・マリーはウォッカとトマトジュースで作るスタンダードなカクテルである。
いつもはふざけた態度で接客することが多いB君であるが、松本氏の目の前でカクテルを作る姿はやや緊張しているようで、些か手が震えているように見えた。
彼もまたB’z好きなのである。
カウンターに気を取られているうちにホールへ一組の客が入っていた。
若いカップルのようである。
稲葉氏が居るテーブルは死角になるような位置のテーブルへ通されていた。
気付かれると騒ぎになりかねないからな。
暫くすると稲葉氏達は立ち上がりお帰りになる様子。
奥から出口へ向かい歩いてくる。
“やっぱりカッコイイ”
カップルの女性の方は、歩いてくる稲葉氏の姿に気付いたようだ。
!!!!!
連れの男性と話しながら稲葉氏の方をチラチラと見ている。
“マズイかな???”
駆け寄ったりしないか一抹の不安がよぎった。
そう思ったものの何事も無く、稲葉氏はカウンターに居る松本氏に声を掛け一緒に店を出て行かれました。
B’zファンの一人として、自分が働いている店に2日連続で来店されたのは凄く幸せなことでした。
ホテルで働いていた中で一番の思い出ですね〜。
【B’z編・完】
B’z来店の興奮から一夜明け、私はまたもや遅番出勤であった。
“昨日は良い一日だったなぁ”
などと思いながら夕方の休憩を終え店へ戻った。
バックヤードを抜けホールへ出てみると、バーカウンターに客が一人居た。
後姿しか見えないが、見たことのある髪型だ。
だが誰だか思い出せない。
“まだ日も沈まぬうちに、カウンターで酒を飲んでいるヤツはどんなヤツだろう?”
気になったので、顔が確認できる位置へ移動してみた。
斜め後方から見えた顔はB’zの松本氏であった!!
“Takさんより稲葉さんのほうが良かったんだけどなぁ”
そう思いながらホールの様子を見ると、陰の人目に付かないテーブルにはスタッフ数名と稲葉氏が来ているではないかっ!
そのテーブルの空いた席には誰かが座っていた形跡があったので、松本氏も同席してしたが途中から一人でカウンターに移ったのではないかと推測される。
しかしまぁ2日連続でB’zが来店するなんて思ってもいなかったので驚いたよ。
当然ウチのホテルに宿泊しているのだろう。
松本氏には悪いが、稲葉氏が居るテーブルのほうが気になる。
稲葉さんはカッコイイもんね〜ヽ(´ー`)ノ
だがしかしバーテンダーを休憩に入れなければいけないので、私は泣く泣くバーカウンター付近で待機し状況を探ることに。
カウンターの客は1人だが客との兼ね合いもあるので、時間だからといってバーテンダーを直ぐに交替させる訳にはいかないからだ。
暫く様子を見ることにした。
バーテンダーは私と同じ歳のB君。
バーカウンターからは外の景色が見渡せる。
松本氏は夕日を見ながらカクテルを飲んでいる。
タバコを吸う姿も様になっていたな。
カウンター内のB君は松本氏からやや離れた位置でジッと待機している。
相手が相手だけに迂闊に声もかけられないだろう。
暫くすると松本氏はカクテルを飲み干しB君へオーダーしたようだ。
何を飲んでいたか分からなかったが、今まで飲んでいた物と同じ物をオーダーしたようである。
カクテルを作っている様子を見ると、松本氏が飲んでいたのは
Bloody Mary
のようであった。
ブラッディ・マリーはウォッカとトマトジュースで作るスタンダードなカクテルである。
いつもはふざけた態度で接客することが多いB君であるが、松本氏の目の前でカクテルを作る姿はやや緊張しているようで、些か手が震えているように見えた。
彼もまたB’z好きなのである。
カウンターに気を取られているうちにホールへ一組の客が入っていた。
若いカップルのようである。
稲葉氏が居るテーブルは死角になるような位置のテーブルへ通されていた。
気付かれると騒ぎになりかねないからな。
暫くすると稲葉氏達は立ち上がりお帰りになる様子。
奥から出口へ向かい歩いてくる。
“やっぱりカッコイイ”
カップルの女性の方は、歩いてくる稲葉氏の姿に気付いたようだ。
!!!!!
連れの男性と話しながら稲葉氏の方をチラチラと見ている。
“マズイかな???”
駆け寄ったりしないか一抹の不安がよぎった。
そう思ったものの何事も無く、稲葉氏はカウンターに居る松本氏に声を掛け一緒に店を出て行かれました。
B’zファンの一人として、自分が働いている店に2日連続で来店されたのは凄く幸せなことでした。
ホテルで働いていた中で一番の思い出ですね〜。
【B’z編・完】
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