気分はパチプロ

2007年1月18日 日常
私がパチンコ屋デビューしたのは高校2年の時だ。
友達に連れて行ってもらい、初めて打ったら勝ってしまいそれから通うようになる。

高校を卒業して社会人になってからもパチンコ屋通いは続いたが、勝つ事など殆ど無く空しさから次第に足が遠のくようになった。


 

時は流れ、20代半ばで会社を辞めた。
次の職を決めていなかたったが直ぐに再就職するつもりは無く、ホテルで働いていた時にはゆっくり過ごすことが出来なかったので暫くのんびり過ごすことにした。

最初のうちは家でTVゲームをしたり街をプラプラしているだけで楽しかったが、そんな生活も1ヶ月ほど経つと飽きた。
 

そんな時“久々にパチンコでもやってみるかな”と思い駅前のパチンコ屋へフラッと立ち寄った。

以前にも行った事のある店へ数日通ってみたが、あっさり負け越し。
客があまり居ないような店だったので、最初から勝負は見えていた事だな。
 

こんな店じゃダメだということで様子見がてら近くの店Cへ行ってみた。

たまたま新台入れ替えの2〜3日目だったらしく、12時オープンにぶつかり運良く空いていた台に座ってみた。

すると知らぬ間に5万ほど勝ってしまった。

気を良くし次の日も行ってみると同じく5万ほどの勝利!
 

“これは良い店かもしれんな”
 

と思い、その店に通うことにした。
 

新台入れ替えのサービス期間は終わったが、客入りが前の店とは全く違って毎日のように大盛況である。
やはりココは出る店なのであろう。
 
2週間ほど通ってみたが、この店でのトータルはプラスになっていた。
暫くはココで遊べそうな気がしたのでこちらの店に通うことにした。
 

パチンコ屋の開店時間は朝の9時。
全国的には10時らしいが仙台だけは9時って聞いたことがあるな。

毎朝規則正しく起き、朝食が済んだらチャリンコでパチンコ屋へ出勤w
職場へ通う感覚だ。

退社時刻はだいたい17〜18時位。
負けてる時は早退だがな(/ω\)

ちなみに月から金まで毎日通い、週末は休んだ。
完全週休二日制のサラリーマンだなこりゃ。

 
毎日朝から行っているものだから、常連のオッチャン・オバチャンたちとも徐々に仲良くなり情報交換をしたり、昼食を毎日一緒に食べるようになっていった。
私が一番若いものだから殆ど奢ってもらっていた思う。

 

当時打っていた台は人気機種の『CRモンスターハウス』

“爆発的な連荘”でギャンブル性が高い為に人気があったのであろう。
確変に入ると10連荘くらいはザラだったからね。

その分、負ける時の金額も大きいが・・・。
 

常連さんたちはデータを取っているらしく、私も真似して軽くメモを取るようにした。
そのお陰か解らないが、勝率がアップしたような気がした。


 

当時の手帳より、月毎の収支を。
 
某年、仙台駅前のパチンコ屋Cにて

 

8月 +156,500円

9月 +380,750円

10月 −59,750円

11月 +283,250円

12月 +170,000円

1月 +127,000円


 

トータル +1,057,750円!!!

(投資金額1,388,000円:回収金額2,445,750円)


 


すげーーー!!!

半年でプラス100万円超えちゃったヨ(・∀・)
今更ながら驚いちゃうね。

ひと月で38万稼いだ時は“俺パチプロになれるかもw”なんてバカな考えが頭をよぎった。
まぁそう簡単にパチプロになれる訳はないけどね。

プラス10万コースが度々あったので、少々金銭感覚が麻痺していたかもしれない。
2〜3万勝っても勝ったとは思えず、5万位でやっと“勝った”って思えるような感じだ。

毎日5万くらい持って行き、財布の中が空になっても平気だった。
次の日に取り返せてたし、仮に次の日も負けたとしても1週間で見ると負け越したことは殆ど無かった。
かなり狂った金の使い方だ。 

毎日が楽しい日々だったけど、20代の者としてはダメ人間街道まっしぐらってとこかな。


 

最後の方は負け続け、マイナス20万位になったのでパチンコ屋通いを辞めた。
丁度良いキッカケだたっと思う。

手元には50万以上残っていたので初めてPCを買った。
約30万のノートPC。

残りの金はいつの間にか使い切っていた。
所詮あぶく銭ってことだな。
 

パチンコ屋通いに嵌まったお陰かどうかは知らんが、次の職に就くまでかなり時間が掛かってしまった。
何か勉強でもしておけば今よりもマシな会社に再就職できたと思うんだけどな。

ホント馬鹿なことをしたよ。
 

今では完全にパチンコから足を洗った。
たまーに行ったところで勝てる気がしないし、時間の無駄だと思うからね。

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