死んでる?

2007年6月26日 日常
夕方、職場のビルから“ぷらり”と外へ出てみる。
朝に降っていた雨も止み青空が広がっていた。
 

“やっぱ晴れてると気分がいいねぇ(っ´∀`)っ”
 

そんな清々しい気持ちで辺りを見回すと、ビルの植え込みに人影がっ!!

レンガ造りで丁度腰掛けるのに適した高さの囲いがあり、そこに男性と思われる足が歩道に出ていた。
体は植え込みの小さな木が茂っているところへめり込んでいる。
 

“ちょっっっ、ヤバくね〜???”
 

とても休憩しているようには見えない。

具合が悪くて倒れているのだろうか?
はたまた死んでいるのであろうか???
 

私から5mほどの距離に怪しげな人影はある。
しかし怖くて近付くことが出来ない!!
 

“知らんぷりして帰るか┐(´ー`)┌ ”
 

そう思っていると、ビルの中から顧客がタバコを吸いに出てきた。
客は直ぐに植え込みの人影を指差し
 

『何アレ?大丈夫なの???』
 
『死んでるんじゃないよな?』

『どーでもいいけどwww』
 

と一応気になったようだ。
 

まだ日が高い午後4時過ぎではあるが、酔っ払いが寝ているのであろうと思った私は
 
「放っておきましょうw」

と答えビルの中へ。
 

とは言ったものの具合が悪くて倒れてたり、マジで死んでたら洒落にならんので管理人さんへ報告しに行った。
 
部屋へ入り

「あの〜・・・」

と言うと管理人さんは
 
『あ〜、植え込みで寝てるおんちゃん?w』
 
既に知っていたようであった。
丁度ビルの管理会社の支店長も来ていたらしく、「一応声を掛けてみるか」ということになり皆で外の植え込みへ。

私はちょっと距離をとって見ていた。
支店長はオヤジに声を掛ける 

『ちょっと?大丈夫ですか?』

足の辺りを軽くゆするも反応なし。
再度声をかけゆする。

するとオヤジは
 

「何度も何度もウルセーな!!」
 

生きていたw
やはり酔っているようだ。

歩道に面しているので通り掛った人に何度か声を掛けられたのであろう。
こういう反応を示す酔っ払いは一番関わりたくいないタイプである。

ジャケットを着た60代半ばくらいと思わしきオヤジ。
サングラスと言うよりは“色眼鏡”と言った方がいいような眼鏡をかけている。
パッと見、堅気には見えない。
 

支店長と何度かやりとりしていたが最後に
 

『失せろっ!コノ!!』
 

とかなり機嫌の悪いオヤジ( ´_ゝ`)

これ以上はキケンなので撤収〜♪
具合が悪いわけでもましてや死んでいるわけでも無いので問題ないでしょう。
管を巻いてるタダの酔っ払いは放置するのが一番!!
 
我々はビルの中へ戻った。

でも気になったので別の入り口から外へ出て様子を確認しようと思ったらオヤジは歩き出していた

フラフラしているが一応歩いているw
 

全く人騒がせなオヤジだった。
昔ならともかく、今でも昼から酔っ払ってる人って居るんだねぇ。

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